12. ページ12
ー保健室ー
桐山照史
｢お、帰ってきたんやな｣
A
｢うん｣
神山智洋
｢照史くん、A、多分やけど眠いわ｣
桐山照史
｢なぁ、A、眠ない？｣
A
｢ない｣
相葉雅紀
｢Aちゃん、まーくん、眠いから一緒に寝よ？｣
A
｢…うん｣
桐山照史
｢どうだった？｣
神山智洋
｢やばいかな、淳太くんがここまで元気なのが可笑しいぐらいって言ってたで｣
桐山照史
｢やっぱり、そうか｣
神山智洋
｢入院するべきらしいで｣
桐山照史
｢どうしたらええんかな…｣
相葉雅紀
｢A、寝たよ｣
神山智洋
｢ありがとうございます｣
相葉雅紀
｢本当ならAちゃん、人工心臓つけるか移植するべきだってさ、このままだと危ないかもって…｣
桐山照史
｢嘘、ですよね？｣
相葉雅紀
｢嘘じゃないんだ…
淳太くんがいってた｣
桐山照史
｢そうですか…
家族に突然、人工心臓つけるか移植しないと死にますなんて伝えるのもなぁ〜｣
相葉雅紀
｢1番は、Aが自分で家族にこの事を言ってくれるのがいいんだけどね｣
神山智洋
｢そうですね｣
コンコン
小瀧望
｢A、居ます？｣
神山智洋
｢居るよ｣
藤井流星
｢A、大丈夫ですか？｣
相葉雅紀
｢大丈夫だけど、大丈夫じゃないってところかな｣
松村北斗
｢それって、Aの病気が悪くなってるってことですよね｣
相葉雅紀
｢残念ながらね｣
京本大我
｢ところでAは、何処に｣
A
｢あれ、きょも達？｣
小瀧望
｢寝とったん？｣
A
｢うん｣
藤井流星
｢A、荷物持ってきたからみんなで帰らん？｣
桐山照史
｢帰すのも怖いけど、みんなおるから大丈夫か｣
小瀧望
｢A、おぶったるから背中に乗ってええよ｣
A
｢のんちゃん、ありがとう｣
松村北斗
｢じゃあ、行くぞ｣
A
｢うん｣
A
｢ねぇ、今日は、帰りたくない…
だから家の近くになったら、1人で帰るから｣
京本大我
｢だめ！
ちゃんと送り届けるから｣
A
｢やだ、家族にバレるから｣
松村北斗
｢Aを置いて帰ったら、もう会えない気がするから、置いて帰るなんて事はしないよ、みんなでちゃんとAの家まで送るから｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 379人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ジャニーズファン エイター | 作者ホームページ：http:/
作成日時：2022年6月27日 16時
