大好きだった、君たちに (ページ4)

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side蓮

真都とAと3人で朝、登校していて、Aとクラスが違うから一番最初に分かれる。

そして俺と真都が2人になると後ろから、いつもの3人が来る。

？
｢おーい！｣

真都、蓮
｢おはよう！｣

？
｢蓮、真都、おはよう｣

真都
｢慎太郎くん、ジェシーくん、樹くん、おはよう！｣

その3人は、森本慎太郎、ジェシー、田中樹の3人で、俺と真都と同じクラスの仲良しメンバー

朝は、いつも、この3人で登校してるらしい

森本慎太郎
｢2人とも今日、英語で辞書使うみたいだけど、ちゃんと持ってきた？｣

真都
｢持ってきたよ！｣

蓮
｢まじか！
持ってきてない！｣

真都
｢昨日、夜に言ったじゃん！
明日、辞書使うよって｣

田中樹
｢じゃあ、Aちゃんから、借りてきたら？｣

蓮
｢そうするわ｣

ジェシー
｢確か、英語は、2時間目だよ｣

蓮
｢え、マジかよ！
直ぐに取りに行かねぇとじゃん！｣

真都
｢じゃあ、1時限目が終わったら行こうよ！
僕もAに会いたいし｣

蓮
｢あぁ、そうだな｣

そんな話をしながら、俺らは、Aと別れた、1つ上の階の教室に着いた。

1時限目が終わった後、真都が俺の席の所まで、来た。

真都
｢ねぇ、蓮、Aの教室に行くんでしょ？
辞書、借りるんでしょ？｣

蓮
｢あぁ、そうだった…｣

真都
｢蓮、Aの教室に早く行かないと、先生来ちゃうよ！｣

蓮
｢分かってっから、真都、待て！｣

今にも走って、Aの所に行きそうな真都を止めて、真都と一緒にAの教室に来た。

蓮
｢おーい、A、居る？｣

小瀧望
｢蓮くん、どうかしたの？｣

Aと同じクラスの小瀧くんが来た。

蓮
｢A、居ます？｣

小瀧望
｢A、居らんよ、どうかしたの？｣

真都
｢蓮が英語の授業で使う辞書忘れたから、Aの英語の辞書を借りに来たの！｣

藤井流星
｢蓮くん、真都くん、Aちゃんの辞書って、これやったよね？｣

真都
｢そう！｣

藤井流星
｢それやったら、Aには、俺らが辞書の事を言っとくからこれ借りてったら？｣

蓮
｢あざっす！｣

小瀧望
｢２時限目始まるけど、大丈夫なん？｣

真都
｢蓮、時間がやばいよ！｣

蓮
｢やば！
小瀧くん、藤井くん、ありがとうございます！
Aに、俺が英語の辞書を借りて行ったことを伝えといてください！
お願いします！｣

小瀧くんと藤井くんにそう伝えて、真都と急いで、教室に戻った。