こんな俺らでも。2

あつい…？3 ページ24

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赤side

翔太に連れられて夜間救急へ。

皮膚科の先生に

そこまで酷くなってないけど
なんでもっと早く来なかったの

って怒られた。



軟膏を塗って、ガーゼを貼って、

その上から包帯巻いて。

水膨れも出来ちゃってて、それが割れたら細菌感染しちゃうから絶対に割らないでと。

全治は１ヶ月くらい。

普通の人なら2週間あれば全然治るけど

脊髄損傷の場合、感覚が麻痺してるだけじゃなくて

治す力も弱くなっちゃってるから

普通の倍時間がかかる。

もう少し早く処置してれば完治は早かったかもなぁ。



お大事に。と薬剤師に渡された袋には

大量のガーゼと包帯、そして軟膏。

1日2回交換しなきゃいけないんだって。


帰り道。

少し落ち込み気味の俺を元気づけようとした翔太は

コンビニで俺の好きなお菓子を買ってくれた。


赤「よく覚えてるね、ありがとう。」

青「ん。よかったな、そんなに酷くなくて。」

赤「翔太のおかげだよ。

翔太が気づいてなかったら俺もっと放置してたかも。」

青「やめろ、照れる」


照れた顔で、少し嬉しそうな翔太の顔は

昔から変わってない。

でも脱衣所で見たあんなに心配そうな顔はもう当分ごめんかな。笑



そんな翔太は

「軟膏塗るから早く来て」

「もうすぐ水膨れも治りそうだから絶対ぶつけんなよ？」

「いい！俺がやるから！！」

少し強い口調だけど愛情がこもってる言葉で

俺のお手伝いを今まで以上にやってくれるようになった。




プラス過保護も増し増しになったよ。笑




ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ

翔太くんはっぴーばーすでー！

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